飯田橋の歯医者「神楽坂わたなべ歯科クリニック」の院内感染症対策のページです。

当院では滅菌技士資格所有者が在籍し衛生管理を徹底しています。日本医療器学会 が作成したガイドラインをもとに、院内の滅菌のための業務を行います。機器の使用や衛生管理の方法を専門的に学び、感染リスクを抑えています。

クラスB滅菌器とは、ヨーロッパのもっとも厳しい基準をクリアした滅菌器です。従来のオートクレーブでは対応しきれなかった複雑な形状や筒状の器具の内部も滅菌処理できます。院内感染予防対策で大きな役割を果たします。

治療中に飛散する唾液、血液、治療用の水、そして削った歯や金属の微細粉末の飛散を防止するためにお口の外で吸い込むバキュームです。治療中に発生するにおいも空気中の感染物質も吸引します。感染予防対策として有効です。

金属製の治療器具は滅菌処理ができますが、滅菌処理できない紙コップや紙エプロンなどは使い捨てのものを活用しています。ほかにもスタッフが使用するグローブも患者さんごとに廃棄を徹底しています。

治療器具だけでなく院内の空気もきれいに保つことが大切です。Air Dog（高性能空気清浄機）6台やシャープ製のプラズマクラスター空気清浄機を待合室をはじめ各所に設置して稼働します。それに加え、新鮮な空気が循環するように換気します。

飛沫感染するウイルスはさまざまです。感染予防に大切なのは「飛沫にはウイルスが含まれる」と意識して、拡散を防ぎ空気感染のリスクを減らすことです。そのため、医師が治療する際には、マスクやグローブの装着はもちろん、ガウンも着用しています。

飛沫や接触による感染を防ぐため、受付をはじめ、各所にアクリルパーテーションを設置しています。待合室の座席の間隔も広く確保し、患者さん同士の距離が近づきすぎないように配慮するなどさまざまな対策を講じています。